人間であることの条件が、自分にとっての幸せでないと気付いたので思い切って人間やめました
こんにちは。
今日も安定のエコ人間、撫手肩夫です。
人間であることの条件ってなんなんでしょうか。
題名に書いておきながら自分自身いまいちよくわかっていません。
動物と人間との違いとしてよく言われることが「感情があるかないか」と言う点でしょうか。
でも、本当に動物って感情がないんでしょうか?
怒りと言う感情はありますよね。
間違いなく。
縄張り争いとか、メスの取り合いとか、エサの取り合いとか。。。まあ普通にあります。
怒りは生きるうえできっと必要です。
生きる上で必要な感情はおそらく備わっている動物が多い。
だとしたら、生きるうえで一番必要なさそうな感情それは「悲しみ」なのではないかと思うんですよね。
「悲しみ」はむしろ生命を脅かすこともある。
食事すらとれなくなることがあったり、体を壊すこともあり、そして自殺にまで至ってしまうこともある。
だとしたら、きっと動物は「悲しみ」と言う感情を持っていない。。。かもしれない。
それも確かなことは言えないけど。
動物に聞いたことないし。
「感情」は人間の専売特許だと思っている人ってなんだか多い気がしますよね。
だからなんとなく感情の波がない人を「人間らしくない」と言うことが多い気がします。
そしてそういう人は共感能力に乏しいイメージを持たれる。
つまり「人間らしい人」と言うのは「喜怒哀楽があり、共感能力を持った人」
と言うことが言える。
・・・・・のか?
まぁ本当のところはどうだか分かりませんが、今回はそういうことにしておいてください。
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私は感情の波と言うものが、ほとんどありません。
共感能力も多分、ない。
人が悲しんでいても、痛がっていても、同じような気持にはなれない。
気持ちを分かってあげられない。
妻に「痛い、辛い」と言われようとも同情心のかけらもわかない。
なので妻にははっきり言います。
「悪いけど気持ちを理解できない。だから察して何かしてあげるということはできないからね。してほしいことがあるならはっきり言って。」と。
妻は返します。
「お前は人間か?」と。
「演技でもいいから心配する顔くらいしろ。」と。
わざわざ言うまでもないですが、他人の悲しみや、痛みはその人自身のもので、自分のものではない。
でもそれをわが者顔で自分の苦しみに置き換えて泣きわめく人いますよね。
替わってあげたいと嘆くならいいんです。
そうじゃなくて、それを自分の苦しみと完全にすり替えてしまう人。
例えば、子供がいじめられていたとして、一番つらい思いをしているのは紛れもなく子供なのに「いじめられている子供を持った母親の私ってかわいそう」ってなってしまう人。
そうなるとその子供が加害者になった感じになっちゃって「もう何も言えねえよ」ってなってますます逃げ場を失うし、母親を傷づけた駄目な自分とすら考えるようになってしまう。
そういう人って本当に罪深い。
悲しみを横取りするわけにはいかないですよ。
相手を本当に思うなら。
「その気持ち分かる」なんて軽はずみに言うのも本当に辛い思いをしているひとに失礼な気もする。
何よりこの世は不幸だらけなのにそれにいちいち立ち止まって悲しんでいたんでは身が持たない。
いつまでたっても幸せになれない。
それが冷たいと言われたって、人間らしくないと言われたって、わざわざ辛い、悲しい思いなんてする必要ない。
だったら私は人間になんてなりたくない。
悲しみなんてできる限り持たぬように生きていたほうがいいに決まっている。
それにね、私は思うんですよ。
感情豊かな方が人間らしいっていう人多いけど、感情をコントロールすることができる理性こそ人間の特権なんじゃないかと。
つまり、怒りに身を任せたり、悲しみに身を任せたり、そういうのが人間なわけじゃない。
「感情抑える努力をしろ」と言いたいわけじゃありません。
そもそも持たなければいい。
持たない努力をすればいい。
怒らないためにはどうしたらいいか、悲しまないためにはどうしたらいいか、そのことをもっと考える必要があると思うんです。
例えば怒りも、悲しみも人に期待した結果だったりすることが多くないですか?
だから他人に期待しなければいいんです。
「人は助け合って生きるものだ」なんて言う人もいるけど、みんな自分が生きるので精いっぱい。
助ける余裕なんてない。
そしてみんな自分が一番かわいい。
そんなの当然でしょ?
他人が見返りもなく助けてくれるなんて奇跡なんですよ。
そんなことがあったとしたら本当にありがたいこと。
感謝してもしきれない。
人が思い通りに動いてくれるなんて本当に奇跡。
みんな勝手に期待して裏切られたと嘆いている。
私の気持ちを分かってくれないと嘆いている。
他人に期待なんてするだけ無駄なんです。
そんなもの自分を幸せにはしない。
私はこれからも感情を持たないことに全力を注ぐ。
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余談ですが、
妻曰く、女性にはどうやら「分かる―!」と言う共感をもらえればそれで満足だと言うのもあるらしい・・・。
相手が共感してくれているかどうかはどうでもいいんだそう。
そういうものなんですかね?
人間関係ってやっぱり難しい。
そこは多少柔軟にやる必要がありそうです(笑)