妻怖シリーズ。「妻、ニートになる!」の巻
こんにちは。新年あけました。
明けたところでめでたいこともございませんのでお祝いの言葉は控えさせていただきたいと思います。
新年早々、人々の幸せいっぱいの年賀状を見て「この幸せテロなんとかせい!こちとら報告するものなんてないんだよ!コンチキショウ!」とブチギレ、荒れ狂っている妻を見ながら、息を殺し「早く時間よすぎろ」と祈っている不幸な男、撫手肩夫です。
皆様方、我が家には年賀状を送らないでいただけないでしょうか。だめ?
今年は年賀状廃止運動を起こそうかなと考えております。
協力者募集中です。
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※妻のことは便宜上、ジャイ子と呼んでおります。
さて、今日の本題に入りたいと思います。
ジャイ子は2度、地方公務員を辞めております。
(詳細について知りたい方は、過去の記事をご覧いただければと思います。)
辞めた原因はいろいろありますが、その中の理由の一つとして「一度きりの人生だもん!好きを仕事にしたい!」と言うものがありました。
・・・そう、今流行の「好きを仕事に!」です。
ネットを開けば「好きを仕事に!」で溢れかえっているもんだから、単純なジャイ子はすっかりその魅力的な言葉に騙されてしまいました。
そこからジャイ子の迷走が加速していきます。
過去の記事でも話しましたが「女優になる!」と言い出したのも、この影響をモロに受けてのことだと思う。
ジャイ子はドラマ、映画を見ることがこの世で一番好きなのだ。
おおかた、好きだから出演しちゃおうと言う発想だろう。
どこの誰が言い出したか知らんが、無責任なことを言わないでほしい。
こうやっておかしな解釈をしてしまう人間もいるのだ。
(あ、そうだ、今年は「無責任なこと言うの廃止運動」も起こしてみようかな。)
結局、ジャイ子は「私みたいな上の下レベルの中年女だったら、枕営業しないとドラマ出れないかな・・・。枕は無理だなぁ・・・。」ぽつりとつぶやき、その後「女優になりたい」とは言わなくなった。
ツッコミどころがありすぎてどうしたらいいのか分からないがとりあえず問題の「上の下」発言から。
お世辞にも美人とは言えないジャイ子。
随分と過大評価しすぎじゃねーか?
どこをどう間違えたらその評価になるんだ?
そして驚愕の枕営業発言。
お前を抱いて誰が得するんだ。
と言うか、女優をナメた発言すな。
みんな並々ならぬ努力をしてんだよ。
女優の皆様方に謝れ。
お前は何様なんだ?
どこからモノを言ってんだ?
おかしいだろ。
まぁ、ときにジャイ子は真顔で非常に伝わりにくいギャグをぶっ込んでくるので今回もそうだったのだと思います。
そうだと信じたい。
そこから紆余曲折いろいろ迷走しておりました。
そして先日、「私プロニートになるワ!!」と言い出しました。
ジャイ子がこの考えにたどり着いたプロセスはこうである。
STEP1「好きを仕事にしたい!」
STEP2「本当に好きなことってなんだろう」と考える
STEP3「何もしないコト」が一番好きなことだったと気付く
STEP4 だったら「何もしないこと」を仕事にしようと決める
STEP5 何もしないことを生業としている仕事はなんだろう
STEP6 ニートじゃね?←今ココ
なんかいろいろと間違っている。
俺はとりあえず「せめて専業主婦になれば?」と言ってみた。
「専業主婦はやっぱり家事をしなければならないでしょ。完璧な家事は私にはできないよ。世の中の専業主婦さんは凄いんだから。だからとにかく専業主婦にはならないよ。」と返すジャイ子。
「ニートだからお小遣いはいらないからね。専業主婦は労働の対価としてお小遣い必要だけど、ニートだからお小遣いは不要!欲しいものがあったら自分でなんとかする!」と鼻息を荒くして付け加えるジャイ子。
…うん。
言ってる意味がよく分からない。
が、ジャイ子の悩みが解決したので良しとしよう。
なんか嬉しそうだし、楽しそうだし、まぁいいか。
俺が何を言っても聞かないので、好きにやってください。
まぁ頑張ってください。
どうせニートもすぐ飽きるんでしょうから。
理解しようと思うとジャイ子が恐ろしくてしょうがなくなるので、理解しようとしないのが一番だと気付きました。
こう言う生き物なのだと、諦めるしかない。
珍獣、ジャイ子、暴走中。
今年も素晴らしいスタートダッシュをきっている。
早く疲れ果ててくれないだろうか。
ではでは。